胸部の専門外来から探す

腎臓がん、前立腺がん、乳癌、肺がんなど癌腫瘍に専用のニードルを刺し、冷凍手術器で急速に凍結してがん細胞を破壊します。手術の適用には精密検査と診断が必要です。保険適用にならない部位もあります

長引く咳、息切れ等の症状の方に検査を行い、気管支喘息の診断であれば適切な治療を実施します。発作の程度や病態に合わせた薬の選定・経過に応じた調節により、喘息発作の頻度を下げ、病状をコントロールします

喘息、気管支炎、肺炎のほか、胸の痛みや咳など呼吸器に関する幅広い症状を診察し、治療や指導を行います。診断により他科へ連携したり、より専門的な他院へ紹介することがあります

石綿を扱った職業に従事した方等に石綿関連疾患（悪性中皮腫、肺がん、石綿肺など）が疑われるかの検査を行います。石綿関連であることが診断されれば治療を開始します。他院・他科を紹介されることもあります

呼吸器疾患がある方、息苦しさや痰の出しにくさなど気になる症状がある方、人工呼吸器を装着している方に対し、呼吸ケア指導士や理学療法士が症状に応じた生活指導や提案を行います

肺・気管・気管支・縦隔・胸壁・横隔膜など呼吸器にかかわる疾患に対し、的確な検査・診断と、患者の状況や早期回復を念頭に置いた適切な内科的・外科的治療を実施します

タバコを吸ったことがある40歳以上の方で、咳が長引いたり階段や坂道での息切れなどの症状があります。肺機能検査で確定診断をし、薬物治療・栄養療法・禁煙・酸素療法などで治療を行います

うつす危険の高い結核が疑われる方に対し、適切な検査を実施し、結核と診断されれば抗結核薬にて治療を開始します。肺外結核や結核菌の量によっては他科連携や入院（隔離）をすることがあります

進行度によって治療法が異なる肺がんに特化した検査・診断・治療（手術・化学療法・放射線治療）を行います。免疫チェックポイント阻害薬などの新薬については施設にお問合せ下さい

COPDや慢性心不全などの病態が安定し、病院外の生活で酸素を吸入する治療法です。治療法導入のための診断や、酸素流量・吸入時間の処方、機器の設置・導入と定期通院による維持・管理を行います。

改善しない小児の呼吸器に関する症状に対し、肺機能検査や気管支肺胞洗浄、気管支造影検査、嚥下造影検査など患者の身体状況に応じた適切な検査を実施し、必要に応じて他科とも連携しながら治療を実施します

正確な診断が難しい小児喘息について、環境指導、喘息日誌、定期外来検査や服薬管理、症状が出たときの対症療法指導などを行います。長期の治療となりますが、発作を心配せず日常生活が送りながら治癒を目指します

先天性心疾患や学校検診で見つかる雑音や心電図異常、心筋疾患、川崎病の冠動脈障害、慢性心不全など、新生児から学童までの循環器領域における診断と治療を行います。症状に応じて他院へ紹介することがあります

心臓の雑音、胸痛、動悸など心疾患の可能性がある小児の検査（レントゲン・心電図・ホルター心電図、負荷心電図、心エコーなど）と診断、治療を行います。入院や手術などで他科と連携することがあります

狭心症・心筋梗塞・心不全・弁膜症といった疾患の急性期治療後の再発予防や予後改善を目的に、運動療法・薬物療法・食事療法・体重管理・禁煙といった長期的・多面的な治療と管理を行います

高血圧、狭心症、心不全、不整脈などの循環器疾患に対し、負荷心電図・トレドミル検査・ホルター心電図などを用いた診断と治療のほか、高血圧や脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病予防にも取り組みます

動悸・息切れ・胸痛など心臓と血管に関わる症状を診察し、血液の流れや圧力、心臓の弁の動きなどから病気の早期発見と治療を行います。診断によっては他院へ連携することもあります

高血圧（140/90 mmHg以上）は放置すると心血管病になりやすくなります。症状がなくてもリスクに応じた生活習慣の改善を図り、効果に応じて投薬治療を行います

血液・尿・超音波検査などで高血圧の原因を調べ、臓器障害や合併症の評価を行い、高血圧による動脈硬化と臓器障害への進行を予防します

胸にいくつかの電極を張り付け、24時間心電図を記録することで、一日のうち数分だけ出るような一過性の不整脈を診断します。装着中の行動記録なども必要になります

正常とは異なる脈の乱れがある方に12誘導心電図やホルター心電図等の検査を行い、診断と状態に応じて不整脈剤の内服やカテーテルアブレーション（心筋焼灼術）、植え込み型除細動器といった外科的治療を行います

超音波を使用して、心臓や周りの血管を体の表面から観察する検査を行います。弁の動きなどを詳しく観察することで、心臓に異常の有無や治療の評価などを行います

息切れ・疲労感・倦怠感・むくみの症状が出ます。心臓のポンプ機能の障害により虚血性心疾患・心筋症・弁膜症等多くの循環器疾患を合併する危険な疾患です。早期診断と治療、継続的な観察・管理を行います

心臓から肺へ血液を送る肺動脈の血圧が高くなり、心臓と肺の機能障害をもたらす予後不良な進行性の希少疾患です。スクリーニング検査や精密検査で診断が確定したら、経口薬や持続投与療法で治療を行います

脈の病的な不正がが薬物治療で困難で、心臓デバイスを移植済みの方に対し、正常に作動しているか定期点検や、不整脈や心不全がないか確認します。ペースメーカー以外の機器に対応している施設もあります

筋肉の収縮の乱れにより心臓再同期療法、両室ペーシング機能付植え込み型除細動器を使用中の方に、定期チェック（創部と体調の確認、作動状況の確認、バッテリーの交換）を行います

脈が病的に速くなる危険な「頻脈」で植込み型除細動器を使用している方に対し、設定調整や定期チェック（バッテリー残量、リード線の状態、不整脈発生状況、体調確認）を実施します

補助人工心臓（VAD）を装着／これから装着する方に対し、検査と装着手術、装着部分の確認、機械トラブルの有無、身体の状況、抗凝固薬などの薬剤調整を実施します

大動脈弁狭窄症の方に、開胸手術ではなく、心臓を止めずに、比較的短時間で人工弁を心臓に装着する低侵襲なTAVI(経カテーテル大動脈弁留置術)を実施します

動悸、息切れ、心臓の雑音などで心臓弁膜症（心臓の弁の開きが悪く血液の流れが妨げられる狭窄、弁の閉じ方が不完全で血流が逆流してしまう閉鎖不全）に対し、外科手術やカテーテル治療を行います

心臓病（弁膜症、先天性心疾患等）、冠動脈疾患（狭心症、心筋梗塞等）、動脈疾患（大動脈瘤、閉塞性動脈硬化症等）に、循環器内科と連携し、心臓移植・補助人工心臓、再生医療やカテーテルなどの治療を実施します

急性心筋梗塞や心不全などの緊急性の高い心疾患から、不整脈、狭心症、弁膜症、大動脈瘤といった心疾患について、初期診療から外科治療まで適切な検査と診断、治療を実施します

睡眠時無呼吸症の方に対してマウスピース治療を行います。睡眠時にマウスピースを装着することで、下顎の位置を調節し、気道を広げて睡眠中の呼吸停止やいびきを防止します

寝つきが悪い、夜中目が覚める、日中の強烈な睡魔、眠った気がしないなどの方に問診やMRI・PSG・MSLT検査で診断し、治療方針を決めます。症状によっては精神科や脳神経内科、内科へ連携します

睡眠中に異常な呼吸パターンや呼吸停止がおき様々な不調をきたす疾患です。睡眠ポリソムノグラフィーや簡易型睡眠呼吸モニターなどで診断し、閉塞型／中枢型／混合型と患者の生活に合わせた治療法を提案します

睡眠中のいびきの原因を調べ、一過性／習慣性／発生部位（鼻・喉）など検査を行い、診断に応じた治療（レーザー、高周波ラジオ波、CPAP、マウスピースなど）や生活指導を行い、必要であれば他科へ連携します

心不全など循環器疾患による呼吸障害患者に対し、睡眠時のマスク装着で、呼吸に合わせて圧を増減させることで心不全の改善を目指します。CPAP治療では得られない長期的な効果が期待されています

睡眠中に専用のマスクを装着し無呼吸を取り除く閉塞型／中枢性SASの治療法です。適切な機種・マスク・圧の選択、使用感や自覚症状の改善状況、生活習慣の指導などを含め経過観察を行います

喫煙者が無理なく安全に禁煙するため、禁煙補助薬を処方したり精神面でのサポートを行います

間質性肺炎、肺線維症、びまん性肺疾患、肉芽腫、サルコイドーシスなど難病に指定された呼吸器系疾患に対し、確定診断のための精密な検査を実施し、症状の一時的改善や病気の進行を抑えるための治療を実施します

先天性三尖弁狭窄症や特発性拡張型心筋症など難病に指定された循環器系疾患に対し、精密検査で確定診断と、症状の一時的改善や病気の進行を抑えるための治療を実施します